お部屋のカラーコーディネートの考え方&おすすめのペイント

こんにちは、インテリアコーディネーターのkanayamaです。
春の日差しが心地の良い季節ですね。
今回のテーマは、「カラーコーディネートの考え方&おすすめペイント」です。
カラーコーディネートの考え方
インテリアのデザインをする際には、インテリアイメージとテーマの方向を決めることから始まります。
ここではインテリアイメージの内のカラーコーディネーションについて書かせていただきます。
まずは、好きなインテリアの写真を選びます。PinterestやInstagramで“interior”と検索すると色々出てきますよ。
気に入ったイメージは保存して見直すと自分の好みを知る事が出来ますし、無意識に求めているこだわりなんかも見えてきます。
お気に入りイメージが見つかりましたら、その配色を分析してみましょう。
カラーイメージの例/ジャパンディ

こちらのインテリアのカラーパレットを抽出するとこんな感じでしょうか。
アースカラーをアクセントにしたニュートラルパレットで自然と一体の心地良さを感じます。
壁や天井に暖かみのあるニュートラルカラーを使用して。床の淡い色の木材と家具の暗い色の木材のコントラストで空間に奥行きを与えています。暗いアースカラーのアクセントが空間にリズムを演出します。
ポイントは、全体を穏やかなニュートラルトーンに統一。アクセントはアースカラーから抽出した程よいと感じるコントラストにとどめ、カラーと素材を極力シンプルにすることです。
このJapandiスタイルはシンプルで自然な印象を与えます。*Japandiスタイルについては次回の記事で書きたいと思います*
カラーイメージの例/ミニマルモダン

こちらは、よりモノトーンなニュートラルパレットの構成で、モダンかつミニマルな印象です。
壁や天井は淡いモノトーンのシンプルな空間に、最小限のカラー(グレーを混ぜ合わせたピンク・淡い色の木材・グリーン)をプラスすることで、ミニマルでありながらも暖かみを感じさせます。また、アクセントには直線的なブラックを使用し、明確なコントラストによってモダンな印象を与えています。
ポイントは、ベースカラーはモノトーンを基調に、プラスするカラーは最小数に纏めることです。単色にグレーを混ぜ合わせたものや、木材、植物などがおすすめです。モダンな印象にしたい場合は、ブラックやダークグレーのアクセントを装飾に取り入れてください。
いかがでしょうか?空間の印象はカラーコーディネーションによって演出されていることが分かりますね!
皆様のご自宅のインテリアを考える際の、ご参考になれば幸いです。
おすすめのインテリアペイント

Farrow&Ball(ファロー&ボール)
“Farrow&Ballは、最高品質の塗料と壁紙を熟練した職人が、現在もひとつひとつ丁寧に製造している英国のペイントメーカーです。最高級の顔料を使用し、一般的な塗料と比較して30%以上多く顔料を使用していることが、発色のよさと色の深みを出す理由なのです。”

Porter’s Paints(ポーターズペイント)
https://www.porterspaints.com/
Porter’s Paintsは、サテンや鉄錆など様々なテクスチャをペイントで表現できます。FRENCH WASHは質感と奥行きを与えるのに最適な選択肢です。
“経年変化に追随する発色にこだわった、世界一豊富な16色の顔料から創り出されます。特に6種類の茶系顔料を使用することで、色に自然なくすみを与え、木、石、レンガ、ファブリック、植物など自然素材に高い親和性を発揮します。”

Benjamin Moore(ベンジャミンムーア)
ベンジャミンムーアは、3,600色もの豊富なカラーバリエーションがあり、誰が塗っても美しく仕上がるペイントです。
“垂れない 跳ねない 臭わない!抜群の耐久性、作業性、防カビ性に加え、無鉛、低VOC、低臭性を実現した米国塗料ナンバーワンのペイント”
奥行きのあるニュアンスカラーは“Farrow&Ball”
表情豊かなテクスチャを求めるなら“Porter’s Paints”
豊富なカラーバリエーションから選んでDIYするなら“Benjamin Moore”
壁一面を塗り替えるだけでお部屋のイメージががらりと変わります。
この春、お引越しや衣替えと一緒にお部屋のイメージを変えて、心晴れやかに新生活を迎えるのも素敵ですね。